第64回カンヌ映画祭・ラインナップ

transparence2011-05-01

もう一年が経ってしまいました。もうすぐカンヌ映画祭です。
今年も沢山映画を観に行ってきます。とりあえず公式上映作品のご紹介。
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コンペティション
ペドロ・アルモドバル『The Skin I Live In』(スペイン)
・ベルトラン・ボネロ『House of Tolerance』(フランス)
・アラン・カヴァリエ『Pater』(フランス)
・ヨセフ・シダー『Footnote』(イスラエル)
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン『Once Upon a Time in Anatolia』(トルコ)
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ『Boy With a Bike』(ベルギー)
アキ・カウリスマキ『Le Havre』(フィンランド)
河瀬直美朱花の月』(日本)
・ジュリア・リー『Sleeping Beauty』(オーストラリア)
・マイウェン『Polisse』(フランス)
テレンス・マリックツリー・オブ・ライフ』(アメリカ)
・ラデュ・ミヘイレアニュ『The Source』(ルーマニア)
三池崇史『一命』(日本)
ナンニ・モレッティ『We Have a Pope』(イタリア)
リン・ラムジー『We Need to Talk About Kevin』(イギリス)
マルクス・シュラインツアー『Michael』(オーストリア)
・パオロ・ソレンティーノ『This Must Be the Place』(イタリア)
ラース・フォン・トリアーメランコリア』(デンマーク)
ニコラス・ウィンディング・レフン『Drive』(デンマーク)
・ミシェル・アザナビシウス『The Artist』(フランス)
【ある視点】
ガス・ヴァン・サント『レストレス Restless』(アメリカ)
・Bakur BAKURADZE『The Hunter』(ロシア)
アンドレアス・ドレセン『Halt auf freier Strecke』(ドイツ)
・ブリュノ・デュモン『Hors Satan』(フランス)
ショーン・ダーキン『Martha Marcy May Marlene』(アメリカ)
・ロベール・ゲディギャン『Les Neiges du Kilimandjaro』(フランス)
・Oliver HERMANUS『Skoonheid』(南アフリカ)
ホン・サンス『北村方向 The Days He Arrives』(韓国)
・クリスチャン・ヒメネス『Bonsai』(チリ)
・エリック・クー『Tatsumi』(シンガポール)
キム・ギドクアリラン Ariang』(韓国)
・ナディーン・ラバキー『Where Do We Go Now?』(レバノン)
・カタリン・ミツレスク『Loverboy』(ルーマニア)
・ナ・ホンジン『黄海 Yellow Sea』(韓国)
・ヘラルド・ナランホ『Miss Bala』(メキシコ)
・Juliana ROJAS, Marco DUTRA『Hard Labor』(ブラジル)
・ピエール・ショレール『The Minister』(フランス)
・アイヴァン・セン『Toomelah』(オーストラリア)
・Joachim TRIER『Oslo, August 31st』(ノルウェイ)
アンドレイ・ズビャギンツェフ『Elena』(ロシア)
【コンペ外上映作品】
ウディ・アレン『Midnight in Paris』(アメリカ)※オープニング上映 
クリストフ・オノレ『Les Bien-aimés』(フランス)※クロージング上映
・グザビエ・ランジュ『The Conquest』(フランス)
ジョディ・フォスター『The Beaver』(アメリカ)
ロブ・マーシャルパイレーツ・オブ・カリビアン・生命の泉』
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相変わらず凄いラインナップだと思う反面、目新しさが全く感じられないのも確かな事実。しかも、ダルデンヌ兄弟ナンニ・モレッティがコンペで、ガス・ヴァン・サント、ブリュノ・デュモン、キム・ギドクが「ある視点」というのもよく判らない。もちろん、常連達の新作にも興味はあるが、映画祭はあくまでも「発見の場」であると思うので、期間中はコンペよりも「ある視点」と平行部門の「監督週間」中心に観て回るつもり。