transparence2005-12-30

ダグラス・サーク『There's Always Tomorrow』(1956)[☆☆☆☆]@シネマテーク
ダグラス・サーク翼に賭ける命 The Tarnished Angels』(1958)[☆☆☆]@シネマテーク
シネマテークのサーク特集も最終日。体調を崩して、まともに通えなかったのが残念。重厚なメロドラマ『There's Always Tomorrow』では、バーバラ・スタンウィックジョーン・ベネットの競演に溜息。『翼に賭ける命』は、『風と共に散る』の三人(ロック・ハドソンロバート・スタックドロシー・マローン)が再び顔を合わせたフィルムで、原作はフォークナー。それなのに少々の弱さを感じたのは、キャメララッセル・メティではなかったからなのか、それとも完璧なメロドラマを観た直後だったせいなのか。