2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

パーセル「ディドーとエネアス」@シャトレ座 グルック/歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より三つのオーケストラ曲 ベルリオーズ/歌曲集「夏の夜」 パーセル/歌劇「ディドーとエネアス」(演奏会形式) マルク・ミンコフスキ(指揮)レ・ミュジシャン・…

ベートーヴェン「フィデリオ」(演奏会形式) @シャトレ座 チョン・ミョンフン(指揮)フランス放送フィルハーモニー カリタ・マッティラ(レオノーレ) ベン・ヘップナー(フロレスタン) マッティ・サルミネン(ロッコ) ユハ・ウーシタロ(ドン・ピツァロ) ヘンリ…

モーリス・ベジャール=パリ・オペラ座バレエ団 @オペラ・バスチーユ 「中国の不思議な役人」 「扉とため息のためのヴァリエーション」 「ボレロ」 バスチーユでの今シーズン最後のバレエはベジャール・プロ。やはり最大の見ものは男版と女版が交互に上演さ…

ベルリオーズ『ファウストの劫罰』@オペラ・バスチーユ ロベール・ルパージュ(演出) パトリック・ダヴァン(指揮) ジュゼッペ・サッバティーニ(ファウスト) ホセ・ファン・ダム(メフィストフェレス) ミシェル・デ・ヤング(マルガリータ) 松本のサイトウ・キ…

備中神楽パリ公演 @Cite de la musique 音楽都市では三日間に渡って備中神楽伝承研究会(岡山県美星町)による公演が行われている。音楽ホールと博物館に挟まれた巨大な吹き抜けの空間に特設舞台を組み、「古事記」「日本書紀」に基づく伝統芸能の見どころが…

エマニュエル・ムレ『Changement d'adresse』(2006)[☆☆☆] @MK2 Odeon 今年のカンヌ「監督週間」で上映されたエマニュエル・ムレの長編三作目。ブロンドの美女とアパートをシェアすることになった、パリに出てきたばかりのホルン奏者(ムレ自身が好演)が主人…

アムステルダムよりクレーラー・ミュラー美術館へ足を運ぶ。この美術館は自然保護地区デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にあり、膨大な絵画コレクションと広大な彫刻庭園からなっている。取り分けゴッホのコレクションは素晴らしく「アルルの跳ね橋」「星…

ネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団 @コンセルト・へボー(アムステルダム) ヤン=パスカル・トルトゥリエ(指揮) ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第一番 ラフマニノフ/交響曲第二番 旅行先のアムステルダムにて。…

グルック「トーリードのイフィジェニー」@オペラ・ガルニエ Krzysztof Warlikowski(演出) マルク・ミンコフスキ(指揮) レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル&合唱団 スーザン・グラハム(イフィジェニー) ラッセル・ブラウン(オレスト) ヤン・ブーロン(ピラ…

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 @シャンゼリゼ劇場 ベルナルト・ハイティング(指揮) ヴォルフガング・シュルツ(フルート) モーツァルト/交響曲第三十二番 モーツァルト/フルート協奏曲第一番 ショスタコーヴィッチ/交響曲第十番 五ヶ月ぶりのウィー…

国立パリ管弦楽団 @シャトレ座 ピエール・ブーレーズ(指揮) ジェシー・ノーマン(ソプラノ) ペーター・フリード(バス) ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲 バルトーク/歌劇「青ひげ公の城」 先週以来パリでは連日30度を越える猛暑が続いているが…

ドニゼッティ「愛の妙薬」@オペラ・バスチーユ ローラン・ペリー(演出) エドワード・ガードナー(指揮)パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団 ハイディ・グラント・ マーフィー(アディーナ) ポール グローヴズ(ネモリーノ) ローラン・ナウリ(ベルコーレ) アンブロー…

国立文楽劇場パリ公演 @Cite de la musique 「伊達娘恋緋鹿子」より火の見櫓の段 「壷坂観音霊験記」 人形/吉田簑助、桐竹勘十郎、吉田蓑二郎 語り/豊竹呂勢太夫 三味線/鶴澤燕三 文楽を観に行くのは学部生時代以来。あの頃は国立小劇場に足繁く通ったも…

フランス国立管弦楽団 @サン・ドニ大聖堂 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ) マリー=ニコル・ルミュー(メゾ・ソプラノ) オルフェオン・ドノスティアラ合唱団 ベルク/アルテンベルク歌曲集 マーラー/交響曲第二番「復活」 先…

Paz Encina『Hamaca Paraguaya』(2006)[☆] @Reflet Medicis カンヌ「ある視点」上映作品。「ル・モンド」誌等が高く評価していたパラグアイ映画。戦争に行った息子の帰りを待つ農民の老夫婦の日常が、長回しの固定キャメラによる映像で描かれる。夫婦の声を…