2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ドゥニ・デルクール『La Tourneuse de pages(譜めくり)』(2006)[☆1/2] @Reflet Medicis マルコ・ベロッキオ『Il regista di matrimoni(結婚演出家)』(2006)[☆☆1/2] @Reflet Medicis リサンドロ・アロンソ『Fantasma』(2006)[☆☆1/2] @Cinema des Cineastes…

フランス国立管弦楽団 @サン・ドニ大聖堂 ラジオ・フランス合唱団 リッカルド・ムーティ(指揮) ルート・ツィーザク(ソプラノ)、ヘルベルト・リッパート(テノール)、イルデブランド・ダルガンジェロ(バス) ケルビーニ/ミサ・ソレムニス サン・ドニ音楽祭に…

テレビでカンヌ映画祭の閉会式を見る。ケン・ローチのパルム・ドールというのは誰も予想していなかった結果だろう。現地の予想アンケートでも18日の公式上映直後にはベスト3に入っていたものの、日を追うごとに順位は下がっていたし、「Le Film Francais」誌…

ソフィア・コッポラ『マリー・アントワネット』(2006)[☆☆1/2] @Gaumont Parnasse マリー・アントワネットを「悲劇の王妃」としてではなく、異国の地で(←『ロスト・イン・トランスレーション』)少女から大人への変貌(←『ヴァージン・スーサイズ』)を遂げさ…

ナンニ・モレッティ『Il Caimano』(2006)[☆☆☆]@MK2 Hautefeuille モレッティの新作は、ベルルスコーニを題材とする映画作りに乗り出すプロデューサーが主人公。俳優探しや資金集めに苦労する部分、彼の家庭が崩壊していく部分、劇中劇としてベルルスコーニ…

ペドロ・アルモドバル『VOLVER』(2006)[☆☆☆1/2] @L'Arlequin 『オール・アバウト・マイ・マザー』で現代最高のメロドラマ映画作家の地位を確立し、『トーク・トゥ・ハー』ではメロドラマを男性主体へと転換させることに成功、前作『バッド・エデュケーショ…

フランス国立管弦楽団 @シャンゼリゼ劇場 クルト・マズア(指揮) ネルソン・フレイレ(ピアノ) グリーグ/ピアノ協奏曲 ショスタコーヴィッチ/交響曲第七番「レニングラード」 前半はグリーグ。必ずしも技巧派とは言い難く、鋭さには欠けるフレイレだけに、…

ロン・ハワード『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)[☆] @MK2 Odeon 今日からカンヌ映画祭が始まる。この時期のフランスのメディアはカンヌ関連の記事で埋め尽くされ、パリにいる私にまで「お祭り気分」が波及してしまう。それにカンヌまで行かなくとも、パリで…

Michel Hazanavicius『OSS117 カイロ・スパイの巣窟』(2005)[☆1/2] @Gaumont Champs-Elysees

ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」@オペラ・バスチーユ シルヴァン ・ カンブルラン(指揮) パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団 ヨハン・シモンズ(演出) カルロス・アルバレス(シモン・ボッカネグラ) アナ・マリア・マルティネス(アメーリア) ステファノ・セッ…

キム・ジウン『甘い人生』(2004)[☆1/2] @L'Arlequin 6区にあるアルルカンとサンジェルマン・デ・プレという二つの劇場は、作家性と商業性のバランスが取れたプログラムや、スクリーンの大きさ・観やすさ、また共にゴーモン&MK2の見放題カードが使えること…

スティーブン・ソダーバーグ『Bubble』(2005)[☆☆1/2] @MK2 Odeon Christoph Hochhausler『L'Imposteur(Falscher Bekenner)』(2004)[☆☆1/2] @MK2 Hautefeuille ソダーバーグの新作は、上映時間1時間13分、素人俳優を用いDVで撮られた低予算作品。オハイオの…

クリスティアン・ヴァンサン『Quatre Etoiles』(2006)[☆] @MK2 Odeon

ベネット・ミラー『カポーティ』(2005)[☆☆1/2] @Reflet Medicis

ジェフリー・エイブラハム『ミッション:インポッシブルⅢ』(2006)[☆1/2] @Gaumont Parnasse ラリー・クラーク『Wassup Rockers』(2005)[☆☆1/2] @Reflet Medicis

スパイク・リー『インサイド・マン』(2006)[☆☆☆] @Gaumont Parnasse 娯楽映画の枠組みの中でスパイク・リーの演出が冴えを見せている。サスペンスの部分には引き込まれるし、皮肉やユーモアを程良く交えつつ、しっかりとドラマを構築していくあたりは巧みで…

ダンカン・タッカー『トランスアメリカ』(2005)[☆☆☆] @Racine Odeon 長年別離状態にあった親子が、NYからLAまで和解の旅をするロードムービー。そう書いてしまえば、どこかで見たことがありそうなフィルムなのだが、その主人公が性転換手術を間近に控えてい…