フランス放送フィルハーモニーシャンゼリゼ劇場
チョン・ミョンフン(指揮)
ベートーヴェン交響曲第九番「合唱付き」
別に12月だから第九という訳ではなく、今週の放送フィルは最後のシンフォニー特集で、月曜にシューベルト「未完成」&「グレート」(体調不良でチケットを人に譲った)、水曜にブラームスの四番(まだ体調万全ではなかったので、ギル・シャハムが弾いた前半のバイオリン協奏曲だけ聴いて、後半はパス。アンコールのバッハ無伴奏が絶品)、そして今日第九という訳。演奏は力のこもった熱演だが、どうも気合が空回りしているような気も。若い楽員が多い放送フィルは活きの良い演奏はするのだが、どうも余裕が無いと言うべきか。