transparence2005-12-21

テレビ雑誌ながら、映画批評がなかなか充実しているテレラマ(Telerama)誌の今週号に2005年のベスト10が発表されている。
編集部選出ベスト10
1.『ダーウィンの悪夢』(フーベルト・ザウパー)
2.『マッチ・ポイント』(ウディ・アレン
3.『真夜中のピアニスト』(ジャック・オーディアール
4.『Cache』(ミヒャエル・ハネケ
5.『Broken Flowers』(ジム・ジャームッシュ
6.『ある子供』(ダルデンヌ兄弟
7.『ライフ・アクアティック』(ウェス・アンダーソン
8.『ミステリアス・スキン』(グレッグ・アラキ
9.『Le Temps qui reste(残された時間)』(フランソワ・オゾン
10.『描くべきか愛を交わすべきか』(ラリユー兄弟)

読者選出ベスト10
1.『ミリオンダラー・ベイビー』(クリント・イーストウッド
2.『マッチ・ポイント』(ウディ・アレン
3.『Broken Flowers』(ジム・ジャームッシュ
4.『真夜中のピアニスト』(ジャック・オーディアール
5.『ある子供』(ダルデンヌ兄弟
6.『ロシアン・ドールズ』(セドリック・クラピッシュ
7.『皇帝ペンギン』(リュック・ジャケ
8.『A History of Violence』(デヴィッド・クローネンバーグ
9.『ダーウィンの悪夢』(フーベルト・ザウパー)
10.『Le Promeneur du Champ-de-Mars(シャン・ド・マルスの散歩者)』(ロベール・ゲディギャン)

また、今年のルイ・デリュック賞はフィリップ・ガレルの『Les Amants reguliers』が受賞した。喜ばしい。ちなみに他のノミネート作品は『Cache』(ハネケ)、『L'intrus』(ドゥニ)、『真夜中のピアニスト』(オーディアール)、『若き警官』(ボーヴォワ)。デリュック新人賞はアントニー・コルディエの『Douches froides(冷たいシャワー)』が受賞。