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ジョージ・クルーニー『グッドナイト＆グッドラック』(2005)[☆☆1/2] ＠MK2 Odeon
エリア・カザン『アメリカ・アメリカ』(1963)[☆☆☆] ＠ポンピドゥー・センター
ジョージ・クルーニーの監督第二作目は、赤狩り時代にマッカーシー批判の番組を放映した実在のジャーナリストを扱った骨太のフィルム。
それに続いて赤狩りの「裏切り者」、エリア・カザンの力作（アメリカ行きを夢見るギリシャ人青年を描いた170分のフィルム。自身の祖父をモデルにしている）を観るというのも妙な組み合わせである。ちなみに『アメリカ・アメリカ』は、カザンがアカデミー名誉賞を受賞した際のプレゼンターであったスコセッシがセレクトした名作映画特集での上映。