バレエ『白鳥の湖』 @オペラ・バスチーユ
ルドルフ・ヌレエフ(演出/1984年)
オレリー・デュポン(オデット/オディール)
マチュー・ガニオ(王子)
ステファン・ブリオン(ウォルフガング/ロットバルト)
二度目の『白鳥』は、前回同様オデットはデュポンだが、相手役は若きエトワール、マチュー・ガニオ。少々メランコリックで幕切れには床に倒れ込んでしまう王子役には最適だろう。それにしても彼の立ち姿には天性の美しさがある。デュポンがオデットを踊るのは意外にも今回が初めてらしいが、落ち着いた気品に溢れている。ブリオンは可も無く不可も無くといったところ。