バレンボイムのマーラー

ベルリン州立歌劇場管弦楽団シュターツカペレ・ベルリン)@シャトレ座
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ラン・ラン(ピアノ)
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
マーラー交響曲第5番
二夜続けて聴いた結果、バレンボイムマーラーは深遠な美しさと重みを兼ね備えていることが最大の特徴のように思った。粘りっこさは希薄で、比較的早いテンポでうねりを生み出しながらダイナミックな音楽を作り出していく。また、このオーケストラの機動力の高さは素晴らしい(普段聴き慣れているフランスのオケにはあまり見られませんし)。それにしても、明日は九番(私は欠席)だというから、改めてバレンボイムのスタミナには驚かされます。